下北沢成徳ではクォーター制(4学期制)を採用しています。3学期制の標準授業時数の学校と比較して、3年間で約210日(1年分以上)も授業日数を増やすことができます。
授業日数が過度な負担にならないよう、長期休暇の他に初夏休み、秋休みを設けています。コンスタントな休暇が生活にリズムを与え、生活習慣や学習習慣を身につけるきっかけになるでしょう。
定期試験と成績の通知は年4回あります。成績を知る機会が4回あることで、振り返りや目標への到達度をこまめに確認することができます。自分の状況をつねに把握しながら、目標達成に向けて計画的に学習していきましょう。
「しなやかに、たくましく」成長するため
全生徒が取り組む学び
1年次に企業のインターンシップを校内で実施するクエストエデュケーション企業探究コース「コーポレートアクセス」に取り組んでいます。
企業が未来に取り組んでいくミッション(企画設計)にインターンとして参加し、企業とともに新しい未来をつくるための企画を生徒が提案します。
私たちの身の回りにはたいへん便利なものが溢れ、その恩恵を受けて生活は成り立っています。しかし、それを地球規模で見直す時期が来ており、高校生も地球市民の一人として、この地球のためにできることを考えていく必要があります。
2年次に全員が経験するこのゼミナール形式の活動は、個人と世界をつなげ地球を守ることにつながっていきます。講義、調査、話し合い、考察、発表を通じて主体的に学び合う取り組みです。
データを用いて課題を解決するための方法を導き出すのが「データサイエンス」です。社会では「データ」に触れない仕事はほとんどありません。社会人として必要なビジネススキルとして、データを見る・集計する・扱う力を、2学年全員が学びます。
表・グラフを読み取って論述することからはじまり、夏休みを利用して「東京都統計グラフコンクール」への応募作品を制作します。2023年度は4作品が入賞。そのうち1作品は東京都知事賞を受賞し、統計グラフ全国コンクールで佳作を受賞しました。
データサイエンティスト協会の方々による「データサイエンティスト職業体験プログラム」では、多様なデータを分析して『コンビニの出店計画』を提案する体験を行いました。
統計グラフの見え方・見せ方を学んだら、課題に対して仮説を立ててデータ分析し、グループで話し合った考察をプレゼンテーションします。
授業や課外活動では、デジタル教材や資料の配布、課題の提出、質問とその回答、話し合いなどにiPadを利用しています。オンラインの双方向性、iPadのビジュアル性を取り入れることで、学習効果が高まります。
この先、感染症や災害で自宅待機の必要が再び生じても、万全の体制が整っています。
使用端末・アプリケーション:iPad、Microsoft Teams、MetaMoji ClassRoom など